日本語の語感

納期の時間が迫っているのに「いい加減には校閲できない!」とおっしゃる諸先輩方をいつも尊敬しています。自分は、いい加減にしか校閲できないよ。日本語の助詞は(「には」と「にしか」の違い)偉大だよ。

類語辞典http://thesaurus.weblio.jp/
というのがあるそうで、便利そうです。
動詞の言い換えなど、たまに考え込むことがあるからです。

類語・縁語の用例をみれば、おのずとその語の定義というか、ニュアンスもつかめます。

さっそく「満ちる」を調べました。
「ゴミで満ちた埋め立て地」という言い方に何故、違和感を覚えるのか、
調べてみたのですが、ううむ。
「満ちる」ものの主語として、感情・雰囲気など(目に見えないもの?)はネガティブなものもありますが、
それ以外の実体あるモノでネガティブなものが主語になることはない、
というのが現時点での仮説。
語感というのは本当にむつかしい。
日本語ネイティブ個人によってばらつきもあると思うし。