2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

追補

今日は当社初めての試みで、翻訳者さん複数名をお招きして座談会と交流会をしています。有意義な時間を過ごしてもらえると良いな。治験薬概要書で「Addendum 1 to Edition 5」とあり、「第5版の追補1」としましたが良かったかな。治験薬概要書で「追補の作成…

受付

映画上映前に非常時の避難経路が描かれた複雑な図を映画館で見せられますが、あまりに複雑だと逃げおおせる自信なんかかき消えてしまい逆効果を発揮する場合があります。論文のreceivedを「受領」、revised「修正」、acceptedを「受理」としていたのですが、…

腹膜インプラント

フリーライダー(今風)とか給料泥棒(昔風)といった言葉にドキッとする心持ちと、もちろんそれを否定してもらいたくて同僚に心情を吐露したところ、「いまさら」と返されて言葉を失っています。CTスキャンの所見の一つに「peritoneal implants」とあり、何…

プレスリリースのどこをみるか

プレスリリースの翻訳 「ペーハーって今では言わないです」と指摘されました。あまりに恥ずかしかったので、一体いつからペーハーじゃなくてピーエイチになったのか、聞けず終いでした。。医療メーカーのプレスリリースの和訳案件で、校閲時に特に注意するこ…

コクシエラ属

臨床試験の「劣等生」(劣等性)、「認知賞」など味わい深い誤字は哀しい気持ちの時用にとっています。Coxiellaというのは「コクシエラ属」ですね。180万語対訳大辞典だけは「コキシエラ属」とあります。。

specificity

マスクをする必要性は一向に感じられないのですが、マスクをしたくてしています。 前回の陽性適中率の案件ですが、specificityを「特異性試験」として過去納品しており、これは当然ですが「特異度試験」に修正が入っていました。。真の陰性の人のうち、陰性…

的中率

「ニヒル」という形容表現は最近見かけませんが、英語の「ニヒリスティック」ではなく「ニヒル」と言い切ったところが素晴らしいですね。だから流行ったのでしょうかね。Positive Predictive Valueを「陽性的中率」としていたら、お客様から「陽性適中率」へ…

オーソライズドジェネリック

amid a sudden cold snapというのは「急なひどい寒さの中」という意味なのですね。snapに、「急な寒さ」という意味があるのを初めて知りました。薬事日報をみていると「オーソライズドジェネリック(AG)」がよく出てきますが、適応、添加物、製造方法など完…

厚生省

郵便物の発送作業に一心不乱に取り組んでいたところ、「切手、貼れる?重さ計るんだよ?」と優しく声をかけられたのでした。どんな深窓の令嬢に見えたというのでしょう。ちなみに切手はまっすぐ貼れません。現在の厚生労働省は略すと、厚労省で(MHLW: Minis…

フォーミュラリー

何かの本にinaccurate pride「不確かな誇り」とありましたが、良い響きです。英国の医薬品集はBritish National Formularyで「英国国民医薬品集」と訳すのだと思いますが、単に医薬品集というより、使用の方針など踏み込んだ内容が記載されている、というニ…