2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ゆらぐ脳

「ゆらぐ脳」(池谷裕二、木村俊介著)は面白かったです。神経細胞を分断して分解して理解するのではなく、 相互の反応から全体をみわたして神経回路のはたらきを 明らかにしていく手法は聞いただけでも気が遠くなりそうですが、 断然面白そうと思います。 …

中間解析

治験の報告書のなかで。 「interim analysis」が「positive」であった、というのは 「中間解析が正の結果であった/中間解析の結果が肯定的なものであった」 ということなのですね。 そして「中間解析で良好な結果が出れば、試験をその時点で終了する」ので…

川崎医科大学

川崎医科大学は倉敷市にあるんですね・・・ なんてトリッキーなんだ。どしたらいいんだ。

人間(け)だもの

「非妊娠・未経産」のワタクシです。非臨床(動物)試験ではふだん見慣れない言葉が 多くあります。校閲した案件では 「幼若動物」(juvenile aminal)と「成熟動物」(older animal)なども へええと思った。有害事象(副作用)で痩せちゃうのは 「削痩(さ…

ヘイ、ジャック。

最近辞書で確認した言葉:惹句 併呑 蚕食惹句も併呑もJack!Haydon!てな気安い感じで 面構えをみれば何となく意味が分かった気がしますが、そーゆー奴ほどご用心。蚕食(さんしょく)は蚕が桑の葉を食うように、片端から次第に他国または他人の領域を侵略す…

リビド(ー):人類の大問題について

日米欧共通の有害事象用語集がMedDRAですが、このチェックで何度も 泣いています(泣)。このあいだ目からウロコだった情報:リビドー減退 Libido decreased リビドー亢進 Libido increased リビド消失 Loss of libido 「リビドー」と「リビド」、この表記の…

きょうのトラップ:カナ表記のゆれ

翻訳の校閲(主に医薬関連)業務をしていると日々はトラップでいっぱいであることをひしひしと感じます。新たなトラップは避けられないにしても、同じトラップにひっかかることは何とか防ごう、という思いで最近はいっぱいです。同じトラップにひっかかるの…