2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧

specific

good looking embryosに目を奪われてしまいましたが、morphologicallyが先頭にあったのでした。morphologically good looking embryos「形態的に外観が良好な胚」で、不妊治療の案件でした。specificも立ち止まる単語ですが、「特異的」と訳されていることが…

副作用の発現率

苦役列車。。。と机に突っ伏しても「医療用亜酸化窒素(笑気)」とみるとアハハとなります。笑いごとではないのでしょうけども。CIOM(Council for International Organizations of Medical Science)で以前、副作用の頻度(発現率)について、下記のような記…

器官分類別症状別

「弊社」という言葉はどうしてもなじめません。「弊履の如く(捨てる)」というようなイメージが強いからでしょうか。。。(弊社ではなく)当社、は産業翻訳メインですが、最近はフィクションの英訳も受注しているということで嬉しいやら驚くやらです。この…

クロール

カエサリアンセクション(caesarean section)は、シーザー科などではもちろんなくて帝王切開のことです。カエサリアンセクション生まれの当室長は「これだから産道を通ったことのないヤツは苦労を知らない」と、いわれがなくはない非難を受けることがありま…

consistent with

「従来からの」という日本語に校正ツールでバツが付いていましたが、そうか、確かに反復になるのですね。細かい。「皮膚生検を実施し、皮膚筋炎に矛盾しない所見であった」というような文が、英訳で「The skin biopsy was consistent with dermatomyositis.…

et al.

「花粉症はもうやめよう」と数年前に決意し、「花粉は敵ではないんだよ、何度言ったら分かるんだ!」とよくよく身体に言い聞かせてきたのですが、今年はなかなかどうして。和訳で「Bollen et al.は〜」というように本文中に「et al.」が出てきた場合、「Boll…

著者ら

常識に欠けるタイプです。研究報告で「われわれは〜と結論付けた」と訳されていましたが、「著者らは〜と結論付けた」と修正されていました。おお。

著明

割にファンシーなもらいものの私物卓上カレンダーを持って社内を移動しているうちにどこかに置き忘れてしまい、数日後、会社正面玄関に飾られているのを見つけたときには恥ずかしかったです。著明な血漿カフェイン濃度の上昇、などというときの「著明」も、…

pass/fail

感染症の既往に「行楽の既往なし」と何気なく記載されていましたが、行楽も罪作りな行為になりうるのしょうか。。GMP関連の適合性調査でpassは「合格」、failは「不合格」と訳出されていましたが、「適合」「不適合」が自然かなあと思います。

英訳上書きの際の全角

ソロ、独奏者は英語ではsoloist(ソロイスト)なのですね。ソリスト(soliste)は仏語だそう。ややこしそう。日本語の原文に英訳の上書きをした場合、全角(2バイト)のカッコなどが残っていることが多いです。日本語や全角が残っていないか確認するには、Wo…

断端陰性

「必須脂肪酸」という言葉を聞くと、すべからく脂肪を積極的に摂取していくべしという気になってきます。腫瘍の切除手術の病理診断で、「margins are clear.」とあり、「切除断端は陰性」と訳されていました。腫瘍が残っていない場合は、「断端陰性」という…

implantation

「上司は思いつきでものを言う」という本があると「部下だって思いつきでものを言う!」と反論したくなりますが、反論の仕方が間違っているでしょうか。。implantationは医療機器の場合、「移植」ではなくて「埋植」と訳出くださいとあるお客様からコメント…