2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

アンサイクロペディア

http://ja.uncyclopedia.info/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8自由気ままな百科事典、とのことです。左にある「秀逸な記事」が有名かなあ。

マイクロドーズ

サブカルチャーといったら、みうらじゅんや宮沢章夫ではなくて、継代培養のことなんだって。 そうそう、マイクロドーズというのもありました。 以下治験ナビより: マイクロドーズ臨床試験(マイクロドーズ試験)の略称。ごく微量の化合物をヒトに単回投与す…

外套

今日は急激に寒くなって、コートの襟を思わず立てたくなる気温でしたね(実際は全力疾走で会社をめざしたため、適温)。本を見ていたら、軟体動物には背側で内臓を覆う「外套膜」がある、と書いてありました。タコが外套を着ているなんて洒落ている。岩波生物…

休日の理想郷

校閲は「佐藤錦を桐箱におさめる仕事」と決めました。一点一点お客さんの注文に応じたオーダーメイドの宝石が、ポケーッと座ってても手元に届くのだから、それを一等きれいな箱入りにしようぢゃないかあとハップンするのは当然のことぢゃあないかあ。て思っ…

賞賛の効用

「the agreement is subject to the closing conditions, …」の訳語を「本合意は、この取引完了条件に適合することが前提となっており〜」としていたら。 「適合」はあいまいな表現なので「本合意は、この取引完了条件を満たすことが前提となっており」に修…

テクノロジー「ズ」

excelでのミススペルや誤字脱字のチェックは、Wordに貼り付けて校正かければ良いんだね!思いつかなんだ。 本国本社では「〜テクノロジーズ社」、日本法人は「〜テクノロジー社」という会社の表記名で、間違えたよ(泣)。きっと何かの陰謀だ。過去には帽子…

マルチドーズとユニットドーズ

先日の日記(http://d.hatena.ne.jp/taic/20100908)でふれましたが、マルチドーズとは、 「〜複数回にわたり服用または使用することを目的とし、キャップなどの開封、再封を自由に行うことができる包装形態のこと。これとは対照的に、単回の服用または使用…

暴露と曝露

オンブズマン(ombudsman)て当初、しかも比較的長きにわたって、「お助けマン的な何か」と思っていたなぁ・・・。オンブする人的な。滅茶苦茶な発想です。5月18日の「漢字表記の統一」の日記(http://d.hatena.ne.jp/taic/20100518/1274177257)で、 ・「暴露…

臨床検査とCRO

下記のような記事を読むと、何かのときに、いざってときに、役立ちそうな、そうでもないような。でも、業界の流れが少し分かります。【BML、米社と共同で国内に検査室を開設 国際治験拠点に】 臨床検査受託大手のビー・エム・エル(BML)は医薬品開発…

雇用機会を提供

裁判傍聴芸人という肩書きがあるなら、校閲芸人というキャリアを目指してみようか、と今朝ふと思いました。OL芸人なら、オアシズの大久保佳代子とか先達がいるし、ということで。今日は「offer employment」の訳出のときに悩みました。訳文は「雇用を提供」…

容量

投与量で、まちがいやすいのが溶媒で希釈して一定濃度として投与した場合。このときは「用量」ではなくて「容量」となります。動物試験でよく出てきます。「被験物質を溶媒(PEG 300)に希釈して濃度を0.2 g/mLとし、投与容量を10 mL/kgとした。」など。てゆ…

用量

「女性にうれしいコラーゲン」というよく耳にするフレーズが、あるときある理由から、うれしくなくなったYo!ヒトや動物に投与する薬物の量のことを用量(dose)といい、1回量や1日量で示します。抗がん剤は体表面積(BSA: Body surface area)あたりの量で…

「原料」と「原薬」

「原料」「原薬」という用語は混乱ファクターのひとつです。製薬会社の製造工程といえば、有効成分(API:active pharmaceutical ingredient)である「原薬」(drug substance)に、無効成分の賦形剤(diluents/excipient)を添加して製剤をつくる、というの…

アリルとアリールとアレル

訳ヌケをお客様に指摘されました。ぬれねずみの気持ちで修正データをすごすご作成した後ファイル名をつける際、「才能品」と漢字変換されたときにはぬれねずみにひとすじの光明が!やはり自分の辞書に「再納品」というコトバはないのだなあ!先日アリル(all…

対症療法と姑息

薬物療法は大きく4つに分かれます。 ・原因療法 疾病の原因そのものを除く療法。抗生物質など。 ・対症療法 疾病に伴う症状を緩和・軽減する療法。風邪などに対する療法。 ・予防療法 疾病の予防をするための療法。インフルエンザワクチン投与など。 ・補充…