臨床検査とCRO

下記のような記事を読むと、何かのときに、いざってときに、役立ちそうな、そうでもないような。でも、業界の流れが少し分かります。

【BML、米社と共同で国内に検査室を開設 国際治験拠点に】


 臨床検査受託大手のビー・エム・エル(BML)は医薬品開発支援(CRO)の米大手コーヴァンス(ニュージャージー州)と共同で日本に検査室を開設した。コーヴァンスが実施する国際共同臨床試験(治験)に使う拠点となる。BMLは日本の書式への対応や同社の検体集配網を生かして支援する。
 検査室はBMLの総合研究所(埼玉県川越市)内に開設。検査に当たる研究員としてBML側の4人が常駐。コーヴァンス側は1人を派遣し、技術指導する。検査はコーヴァンスの方式を採用する。15日、記者会見に出席したコーヴァンス側の幹部は「BMLと組むことで日本の基準にあった治験を実施していく」と話した。
[2010年9月16日/日経産業新聞]


ついでに。もうひとつネット記事から。


【使用済み注射針、瞬時に消滅処理 秋山機器が装置販売】


 医療機器やOA機器部品の板金加工を手掛ける秋山機器(沼津市、秋山佳彦社長)は医療用注射針の消滅処理器を開発した。機器に挿入するだけで針全体を高熱で瞬時に溶かし、針と注射器本体の分離も容易だという。医療従事者の使用済み注射針による感染事故を防ぐことができる。今月中に販売を始め、国内外の医療機関向けに初年度約5000台の出荷を目指す。
 同社が開発した医療用注射針の消滅処理器「Hurry!Pot」は、上部の挿入口に注射針を押し込むと、針の部分に高圧電流が流れてセ氏約1600度の高熱が発生。約1秒間で針の部分だけを溶かす。

 挿入口の横に「針抜きガイド」を設けることで、処理後に残る針管や針基と、注射筒を完全に分離する機能も備えた。

日本経済新聞より)

「瞬時に消滅」ってすごいな、マジックみたいだなと思っていたら「Hurry!Pot」って!マジックからハリーポッターつながりなのかしら?