2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

姑息なマネ

今日のトラップはトラップというかトリックというかマジックというかイリュージョンというかファンタジスタだったので、とてもこの場で言えやしないシロモノでした(言えやしないがどこかで言いたいので直接きいてください)。「姑息的」(palliative)とい…

一進一退

医薬分野の翻訳・校閲に初めてトライするときは、独特な用語や言い回しに戸惑います。初めてじゃなくとも、たしか積年やってんじゃね?という気がしても、毎日脳内はリフレッシュされますから、まるでハツモノのように専門用語に恐れをなします。一進一退、…

ヒゲダンス

Podcastで「小島慶子のキラキラ☆」を聞くことがあります。 「植物」がテーマの日で、小島慶子サンが「植物って本当に動かないの?調べてないだけで、植物も長年かけてじりっじりって動いてんじゃないの?」とか言ってて、しりあがり寿漫画…「宇宙防衛家のヒ…

きのうの校閲

「きょうの校閲」と書こうとしたのですが「きのうの校閲」と書きそうになってしまいました。後ろ向き(レトロスペクティブ)です。「きのうの校閲」 「いつか見た校閲」 「いつか間違いをおかさざるを得まい校閲」 レトロスペクティブ必至です。 業務に忙殺…

人生50年

「life expectancy」は「余命」ではなくて、「平均余命」です。《ある年齢の集団がその後生存し得る平均年数を統計的に算出したもの;特に0歳時平均余命を平均寿命という》(ジーニアス) 1945年までは男女ともに平均余命が50年を超えることはなかったそうで…

夏のトラップ

昨日のように晴れてて外がえんえん明るいと、もう16時であっても、たとえ18時にジゴクのような納品ラッシュがあったとしても、「まだまだだなあ…」などと思いながらコーヒー片手にエアータバコで一服し、なかなかエンジンが入らないというトラップ。これにサ…

断食フード

某ついったーで、「なう」「なう」ナウなヤングスターが乱発していますが、自分としては、何か気の利いた、パリっと糊のきいた、ぴりりとした山椒のような、人生におけるスパイスのような、そんな「なう」の使い方をひそかに標榜していました。がしかし最初…

Countable

身も心もフレッシャー(トラップ:フラッシャーではない)、永遠の大型新人taicです。病勢の悪化は「増悪(ぞうあく)」であって、「憎悪」ではない!!こともトラップ。ひっかかる人多数です。英語の名詞が数えられる名詞か数えられない名詞か、調べ方を訊…

満年齢を自粛

「校閲談話室」というのはもちろん今はなき「談話室滝沢」へのオマージュでもあり、そして私は「オマージュ」(仏語由来)は「敬意」ではなく「追悼」と長年勘違いしていたわけだが、「談話室」と銘打っているのは業務中ひっきりなしに「?」が浮かび、でも…

漢字表記の統一

きょうの校閲というからにはきょう書かネバダー 4月11日の日記はカタカナの表記について書きましたが、 今回は漢字の表記がばらつくトラップ。・「がん/癌/ガン」(MedDRA表記は「癌」、医薬翻訳では「ガン」はほぼ使わない。「がん」が無難) ・「蛋白質…

ラベルとラベリング

きょうの校閲というからには毎日書くのがよいだらう。labelling「ラベリング/医薬品の表示」ラベリングとは、医薬品の直接容器上に表示するラベルと、添付文書などの医薬品にかんする情報を包括したもの。label 「ラベル」 「ラベリング」とちがって、「ラ…

雑誌の特集

週刊東洋経済と週刊ダイヤモンドの クスリ特集は出ると買ってしまいます。無味乾燥な試験報告書を遠い目をしてながめていても、 製品名が雑誌に出てるとなると一瞬前のめりになるでしょうか…。http://dw.diamond.ne.jp/contents/2010/0424/index.html http:/…