ciao!
チャオ!イタリア旅は素晴らしかったです。伊語の電子辞書で意味を調べてはいちいち盛り上がっていたのですが、校閲者っぽいたのしみでしょうかね。。
同意書の案件で、検査スケジュールなどはプロトコールの検査スケジュールが流用されていることが多いですが、よく見ると、プロトコールは「12誘導心電図」(12-lead electrocardiogram)、同意書の方は「心電図」となっていました。記載が異なるのは当然といえば当然なのですが、ほおおと思ったのでした。
「きょうの校閲談話室」も約5年半続けてきましたが突如ここらで一休みといたしましょう。。ありがとうございました。「仕事をしているヒマがない」というのは半分は冗談ですが半分は本気です。♪風立ちぬ 今は秋 今日から私は心の旅人♪チャオ!
NMT
「NMT 70%RH」が「相対湿度70%以下」となっており、NMTを調べてみるとnot more thanで「〜以下」の意味なのですね。RHはrelative humidityで相対湿度。
先日冷や汗をかいたのが、teensの意味です。「10代」全般かと漠然と思っていたら、語末にteensの付く13歳から19歳までなのですね。恥ずかしい。「そういえば以前、一度はそのように正しく記憶していたはず」などと思うのですが、記憶の改ざんもあとから振り返るとちょくちょくしているようなので、立つ瀬がもうないのです。
眼脂
何だか変な天候で調子が狂いますね。今日は久々に晴れて夏が戻ってきたような感じです。雨が上がったタイミングでは特に空に目を光らせているのですが、それは虹を探すためです。虹ハンターは就業中も油断も予断も許さない旨を口端に上らせていたのですが、仕事しようよ。。
eye dischargeとは何事か、と思っていたら「眼脂」とありました。がんし、目やにのことだそうです。また一つ賢そうな用語を覚えられました。花粉シーズンには朝目があけられないくらいの眼脂が時たま見られます。
clinically isolated syndrome
最寄駅の改札は難なくクリアしたのに会社までの道すがら、ものの10分もかかりませんが、脳内で絶唱しながら歩いていたところ、会社についたときには定期券が定期入れからすぽりとどこかで抜け落ちてしまっていたことに気づきました。上司にその旨を報告したところ、私のしょうもない過失エピソードを何度も聞いている上司は「チップでも埋め込んだらどうですか。何ならお手伝いしましょうか」と親切にもご提案くださったのでした。
多発性硬化症の和訳案件で原文にclinically isolated syndromeとありました。isolatedは孤発性で症候群ではない、という考えがあったので少しく混乱しましたが、初回に発症する単一の脱髄性症状のことをCIS(clinically isolated syndrome)と呼ぶとのことです。CISのまま使われている文書が多い印象だったため、訳文内ではCIS(clinically isolated syndrome)としました。