2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

試験計画書

「漂泊の思い」なんて言いますが、今の状態は「漂白の思い」なんてね。こう、アタマの中が真っ白というか。。。Protocolは、臨床試験では「治験実施計画書」ですが、非臨床だと「試験計画書」になります。

白血球減少症/白血球数減少

「溜飲が下がる」と言いますが、おもわず「溜飲(=胃の具合が悪く、酸性のおくびを生ずること。胸焼け。)が上がる」というような事態には陥らずに済んだ今朝でございます。上がったり下がったり、生きとし生けるものはつねにグラグラなのでございます。Med…

nausea and vomiting

気炎を上げる一週間ということで、今日はもう一本。MedDRAの「悪心・嘔吐」と「悪心および嘔吐」は同じものと考えて良いのでしょうか。それとも違うのでしょうか。nausea and vomitingとあると、どちらにすべきか迷います。Nausea and vomiting were〜とある…

日本製薬工業協会

訳語がばらばらばらばらしていますが、「みんなちがって、みんないい」ってことにはならないんですかねぇ。執筆者も翻訳者も、ちがうんだからさぁ(暴言ですクレーマーです、悪しからず)。日本製薬工業協会の英訳はJapan Pharmaceutical Manufacturers Asso…

balding

暑中コンクリートとか寒中コンクリートとか、どうやらコンクリートというのは礼儀正しいもののようですね。「自己充填コンクリート」なんていうのも慎ましやか。baldingをあっさり「禿頭の」と訳していたのですが、「禿げかかった」「禿げかけの」ですかね、…

CPK

「よく頭を掻いている」「よく頭にゴミが付いている」と言われたのですが、頭脳労働者の悲しい性でしょうか。。creatine phosphokinaseは「クレアチニンホスホキナーゼ」ではなくて「CPK」に、blood urea nitrogenは「血中尿素窒素」ではなく「BUN」としてく…

抗精神病薬と向精神薬

「ほっこり」って広辞苑にも載っているのですね。①あたたかなさま。ほかほか。狂言、木六駄「燗を―として一杯飲まう」②(上方方言)ふかし芋。東海道中膝栗毛8「女中がたの器量ふきりやう、―買うて喰うてござるも」、は良いとして、③もてあまして疲れたさま。…

cytotoxicity

「昼下がりの」とマクラにつくだけで、けだるくなりますね。「昼下がりの校閲者」というと、ただただ眠たいだけでしょうか。。cytotoxicityは「細胞障害性」と表記されているものも各種ガイドラインでちらほらあることもあって、近年恐ろしいことに看過して…

common

「お肌が活性化されますよ〜」「細胞が若返ります♪」などと、店員さんが話しかけてくる惹句の内容が最近変化してきていることに気づかないわけがありません。医薬分野ではcommonが「一般的な」と訳されていると不自然に感じる例が多いでしょうか。the most c…

SOAP式

「アベック」という死語?は仏語から由来していますが、名詞ではなくて前置詞なのに、、あの定着ぶりは、言いだしっぺは偉大ですね。カルテの案件に取り組み中です。患者さんが転院を重ねるなどしてて、複数の医療機関で出されたカルテや診断書から必要な情…

extension study

人様の美点などにジェラシーを感じない日はないですが、jealouslyは「嫉妬深く」「妬んで」の意味に加えて、「油断なく」という意味もありますので油断なきよう。臨床試験の後続試験はextension studyとかfollow-on studyなどもたまに見かけますが、参考資料…

WildLight勉強会

「次はドバイで」というフレーズを案件で目にしましたが、格好良いですね。「次は劇場でお会いしましょう」とか「次はドバイで」とかね。「次は巣鴨で」とか個人的には心動かされますね。初売りとかやっているのかなあ。WildLightの勉強会に参加しました(ht…

附属病院

ヤル気が出ないのは卓上カレンダーがないせいだとハナから決め込んでいたら、余剰の卓上カレンダーが手元にきてしまいました。引き寄せの法則でしょうか。。「何とか大学医学部附属病院」という名称はほぼ「附」の字が使われているでしょうか。「付属病院」…

トキシコキネティック

CTDのモジュール1.5を調べようとして「1.5」とGoogle先生に入力すると「1.5次会」と出るのは私だけでしょうか。今年は宴会部長以上のキャリアも更新していきたいと思います。本年も校閲談話室をどうぞよろしくお願いします。toxicokinetic studyが「トキシコ…