2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

Methotrexate

有効成分Methotrexate(メトトレキサート)は同じでも、販売名は下記のとおり多様です。。。ややこしい。販売名メトトレキサート(田辺三菱、沢井、東和薬品、マイラン) 販売名メソトレキセート(ファイザー) 販売名トレキサメット(シオノケミカル) 販売名…

taxane

arrogant serpentというショップがあってそこを通りがかったらいつもバッグやアクセサリーをじぃっとみているのですが、arrogant servantというのがあったら面白いね。横柄な召使い。taxaneというのは薬剤名かなと思っていたのですが、「タキサン系」(抗が…

changes in KL-6 levels from the baseline

「二階から目薬」(全くききめのないこと、もどかしいこと)と言いますが、「目薬を普通にさす」のも自分にとっては至難の業です。目のふちや睫毛に一切触れさせずに、よい子のみんなやいい大人のみなさんは、事を成し遂げているのでしょうか。和訳と英訳を…

Talk to others about the trial if you want.

「サブロー寒天」は初めて見たとき笑っちゃいましたが「真菌研究に最も広く用いられている標準的培地で、国際基準となっている」そうですし、スペルも「Sabouraud agar」で賢げです。臨床試験の患者さんへの同意説明文書で、試験に参加するかどうか時間をと…

recently

今日もしょんぼり、ショボンヌである。コール・ミー・ショボンヌ。ショボンヌという愛称にしたらどうだろうか。あ、愛称というかどちらかといえば蔑称かな。oftenといったら「しばしば」しか思いつかないように「recently」も「最近」くらいしか思い浮かばな…

background drug

関節リウマチでMTX(メトトレキサート)はbackground drugといいます、という文章があり何と訳すのだろうと思っていたら、「アンカードラッグ」なんですね。関節リウマチの中心的薬剤です、という意味です。診療ガイドラインにもアンカードラッグと記載があ…

dubiously related

「人生は落丁の多い書物に似ている(by芥川龍之介)」とか何とか言って逃げ切ることはできないでしょうか。CIOMSで「dubiously related」(被疑薬と有害事象の因果関係の程度のこと)という見慣れない表現が出てきましたが、これはどうやら「probably relate…

of interest

長年のウップンならぬ長年のウッフンをはらすことは可能だろうか。長年のウッフンとは。それをはらすとは。「The outcomes of interest〜」を「調査対象とした評価項目は〜」と訳出されていて上手だなあと思いました。

quantitationとquantification

営業はあくがれの職業。あくがれの営業同行だというのに、神妙な顔でご意見を拝聴するつもりが、気がついたら鼻息荒いし口角泡も飛ばしておりたいへん遺憾です。物質の「定量」をいうとき、医薬系のネイティブチェッカーが既存の「quantification」から「qua…

メスシリンダー

メスシリンダーがmeasuring cylinderというスペルだったのもちょっぴり裏切られた感じ・・・。graduated cylinderの方が一般的でしょうか。graduateは目盛りづけする、という意味があるんですね。

温和/穏和

地デジ移行を隣近所で声掛け合って促しましょうというポスターで「まだアナログ?」とたずねているセリフがありましたが、テレヴィのない側からしたら「まだテレビ?」と言いたい日もあるさ。いろいろな試験で「温和な(mild)条件下で実施可能」などという…

好きになる分子生物学

バイオ同好会をセッティングしました。バイオ同好会とは全員が白衣を着用してレーザーポインターでプレゼンしまくる会ではなく、下記のセントラルドグマの映像などを見ました。 http://www.youtube.com/watch?v=EgweXtBCynE ヌクレオシドとヌクレオチドとい…

macroscopic

試験報告で「巨視的な」という訳語を目にしましたが、macroscopicは「肉眼による所見では」という意味です。肉眼ではなく顕微鏡所見では、というときはmicroscopicです。

negligible

営業はあくがれの職業です。精彩を欠く、薄墨を垂れ流したような日々(どんな日々だ)、パッとしない校閲だけれど、もしかして営業だったら活路を見いだせるかもしれない、輝けるかもしれない。その可能性は誰にも否定できません。医薬品と有害事象との因果…

ベースライン時

ベースラインについては記事がありますが(http://d.hatena.ne.jp/taic/20101122)、ベースラインでの何かの値、というときはやはり、ベースライン「時」としたほうが良いでしょう。ワンツースリーでバックビート〜スウィングして粘るベースライン♪(くるり…

治験薬の交付

その気になることが重要です。治験依頼者が、実施医療機関に治験薬をsupply/dispenseするときは、治験薬を「交付」する、といいます。一方、治験で患者にprescriptionしdeliveryする、というときにdeliveryは「交付」で良いのかなあ?

水溶性プレドニン

Kazuo Ishiguroの「Never let me go」をなぜかいつも「Please let me go」と間違えてしまうのですが、映画を見たら「Never, Never, Never let me go 」としつこく歌われていたので今後は間違えまい。マダム役のNathalie Richardという女優さんが素敵でした。…

薬局方第十六版

「わたしの頭はわるいがわたしはわるくない」「わたしの心はわるいがわたしはわるくない」と言うと詭弁ととられやしないでしょうか。この二文を同時に使うと矛盾をつかれるので、単独で使用されることをおすすめします。薬局方第十六版(日本語版)というの…

principal investigator

雨にも負けず、風にも負けず、というからには、玄米四合食べなきゃだあ。principal investigatorとinvestigatorが出てくるときの訳出については過去の記事(http://d.hatena.ne.jp/taic/20100608)に書いていますが、principal investigatorは多施設共同治験…

足と脚

アンモラルとインモラルはずいぶんちがうなあ。footは足で、legは脚なんですね。今頃腑に落ちる。

約64歳

お菓子のポルシェのお菓子を頂戴する。お菓子のポルシェ。心躍る言葉ですね。CIOMSの文中で「approximately 64 year-old patient」とあり、超特急で見ていたこともあって、完全に泡を食らいました。約64歳。多感なお年頃・・・じゃないし。慌てて人に聞くと「生…