quantitationとquantification

営業はあくがれの職業。あくがれの営業同行だというのに、神妙な顔でご意見を拝聴するつもりが、気がついたら鼻息荒いし口角泡も飛ばしておりたいへん遺憾です。

物質の「定量」をいうとき、医薬系のネイティブチェッカーが既存の「quantification」から「quantitation」に修正を入れていたため、戸惑いました。「quantification」の方が多義的なので限定しているのかな?などあれこれ思いめぐらしたのですが、生物学的にはやはり「quantification」が良いとのこと。このネイティブチェッカーの方のクセだそうですが、「医薬系」「ネイティブ」という言葉には条件反射的に無条件降伏…。

データは定性的(qualification)なデータより定量的(quantification)なデータの方が客観性、信頼性が高いため、分析機器などの製品紹介では「定量分析が可能となりました」という文言をよく見かけます。