2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

adjudicate

やっと逢えたね。治験薬と有害事象の因果関係の「判定をする」などという内容で、adjudicateやadjudicatationが使われている原文がありました。辞書を見ると「判決」「裁決」「破産宣告」など、司法的な判断の意味合いが大きいようですが、そのまま「裁判に…

ヒヤリハット

「補聴器の電話セールス」という効率の良くなさそうな話を聞いて笑ってしまいました。「コルトレーン補聴器」という不治の空目について以前書きましたが(http://d.hatena.ne.jp/taic/20130614/1371207780)、同じく補聴器メーカーの「ヒヤリングエイド」と…

口頭

だいたい眠たいので、目の覚めるような赤い服などを着用して目を覚ますようにしているのですが、今朝は同僚に「スペインかと思った」と言われてしまいました。そんな言い草って。。。!スペインは「西班牙」と書くのですね。見るだに恐ろしい!「口頭による…

旧KFDA

お医者さんが「ショッカイが」とラジオでしゃべっているのを聞いて何のことかと思ったら「食事介助」のことなのですね。介護用語というのも普段はなじみがないし、日本語は同音異義語が多くてすぐにぱっと思い浮かばないことってよくあります。。。韓国の規…

demographics

ところ構わず水筒持参のエコなオーエルですが、ポケットウィスキーよろしくこれにアルコールを入れて持ち歩いたらどうなるだろうと想像してしまいます。。。。ただ顔が赤くなるだけですが。。飲酒欲求を抑える日本初の治療薬も上市されたことだし。 http://w…

患足

ずいぶん前に翻訳学校でお世話になって以来、いつかまたお会いできたらなあとずっと思い焦がれていた先生が何と来社されて、私は手を叩いて喜んだのでした。それはとても喜ばしいことでありながら、同時に、今よりさらに知識の乏しい当時の自分の様子が思い…

規格単位

気づくとネコを駐車場のコーナーに追い詰めていましたが私は何がしたかったのでしょうか。vialを「小瓶」から「バイアル」に修正しましたという記事を書きましたが(http://d.hatena.ne.jp/taic/20130410)、報告品目をみていたら、規格単位に「1瓶」という…

査読誌とピアレビュー誌

コルトレーン補聴器ではなく、コルチトーン補聴器であったことを知ったのはずいぶん前ですが、それでもやはり「コルトレーン補聴器」と読んでしまいます。目を閉じて想像してみてください。コルトレーンが聴ける補聴器やコルトレーンのような聴覚を持てる補…

以上。

お客様からフィードバックがあったら1ポイント、お客様からクレームがあったら3ポイントでポイントためたらボーナス!とかないかなあ。。チェックをすればするほどネガティブなリアクションもあるし、それが全くこたえない校閲者はいないはずなので、エール…

well-

心配事が二つ以上になると、急にどうでも良くなって席でふんぞり返ってストレッチをしたりし始めるのは一体どういう了見なのか、他人ならば問い詰めてみたいところです。「well何とか」という表現も曖昧だなあという印象を受けます。 well-conducted studyは…

excretion

「脳みそが筋肉でできている」と人は言いますが「脳みそが贅肉でできている」のはやっぱりだめでしょうか。贅沢な肉なのですが。本剤およびその代謝産物のヒト母乳への排泄(excretion in human breast milk)とありましたが、「排泄」は「移行」に修正しま…

SmPC

「Long life LED」を「 超寿命のLED」で納品してしまいましたが、「長寿命のLED」にすべきだったかも。CTDなどで欧州での開発、承認の経緯の訳出が難しい(手続きの流れの理解不足、適当な日本語が見つかりにくい)ですが、SmPCの記載項目について調べていた…

X線回折

「緒言」が「寝言」に見えました。「緒言」が「諸言」に間違えて訳されていることはたまにありますが。「X-ray diffraction」ですが、同僚が「X線回析」を「X線回折」に修正をしているのを見てハッとしたのでした。恐らく過去の私は前者を看過してきてます。…