添付文書のNC

「読みたいなあの子の心のシーケンス」は相対性理論やくしまるえつこが歌っているのが思い浮かびそうな歌詞のようですがそうではなくて、ライフテクノロジーズ主催の「川柳in the ラボ」の研究者川柳コンテストの受賞作品です。http://www.lifetechnologies.com/jp/ja/home/japan/dna-anniversary/dna-future/senryu.html?CID=EM_20131106_next

添付文書については過去に書いていますが(http://d.hatena.ne.jp/taic/20130821)、「原文忠実性」が一番クライアントから求められるのは医薬分野では添付文書であるような印象です。添付文書の英訳で「ネイティブチェックを入れてほしい」とだけ先方に指示された場合、どのようにネイティブチェッカーに指示を出せば良いのか分かりかねました。読みやすいようにネイティブチェッカーに(添文の定型表現や厳密な定義を)変更されても困るし、添付文書に精通したNCは(サイエンスNCとかでない限り)そんなに数はいないように思います。添文をきちんと仕上げられる翻訳者にしかそもそも依頼しないし。添文に限らず、先方の「ネイティブチェックを入れてください」という指示で、具体的には何を求めているのか、受注時に詰めておかないとイメージどおりに仕上げることはできないため、注意が必要です。

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