degloving

今年は辰年です。辰年の連想ですが…、小説なんかに出てくる「りゅうとした(身なり)」というのは一体どういう感じをさして皆さん使っているのでしょうか。「りゅうとした」でGoogleの画像検索をしてみましたが、とくに得られるものはありませんでした。「あ、りゅうとした人発見!」という場合、とても目立つ人ではある気がします。。。

外科分野や外傷はなじみがあまりないので不慣れだったり新鮮だったりします。「dressing」は食卓のドレッシングではなく、包帯などの「外傷用医療材料」です(ちなみに畜産分野では「解体」)。

交通事故で下肢を激しく損傷した場合の表現に、degloving(デグロービング損傷)というのがありました。ステッドマンでは「身体の一部(最も普通なのは四肢)の皮膚がはぎ取られてしまうこと,その部分の皮膚や皮下組織の大部分または全部がなくなり,骨格のみになってしまう状態」とあります。手袋を脱いだような状態、ということ…。