患者と被験者

ヒスタミンのスペルが「histamin」ではなく「histamine」なのはなんだかtrappy。。。

臨床試験の組み入れ基準をクリアして初めて、患者や健康な人は「被験者」になります。この定義からすると、試験総括報告書などで組み入れる前は「患者(patient)」、組み入れ後は「被験者(subject)」と用語を区別したいところですが、区別されているものの方が少ないかも…。また、「関節リウマチを有する〜」というような疾患名に続く場合は、「関節リウマチを有する被験者」はやはり不自然で、「関節リウマチを有する患者」のほうがしっくりきます。患者の数え方は「○例」ですが、「せっかく治験の協力してくれているのに」と申し訳なく思う気持ちから「○名」を固持するお医者さんもいるそうです。