重篤再び

「婦徳」なんて言葉があるのですね。婦人の守るべき徳義(広辞苑第六版)。婦徳のいたすところ、なんてね。

有害事象での「重篤」と「重症」の定義については過去に記事にしていますが(http://d.hatena.ne.jp/taic/20111213/1323780870)、このような定義付けではないらしい場合のときは毎度考えてしまいます。
分かりやすい例ではないかもですが、今日見ていたのは臨床試験の除外基準で「重篤な肝障害、肝疾患を有する患者」。重篤な=seriousというと、自分としては「致死性」というイメージが浮かび(一般的なイメージとは違うのでしょうか?)、この除外基準でのニュアンスとしては「重度の」くらいだろう、と思えるのですが、具体的にどのような意味で「重篤な」としているのか判断できなかったため、文字通り「serious」としておきました。