insight

いろいろな言語や言葉を覚えようとすると、言葉の玉突き状態が脳内でよく起こります。仏語で「学校」がecole(エコール)と習ったときは、school(スクール)とは異なるためおお!新鮮な驚きをもってとりあえず覚えられます。それが伊語ではscuola(スクオーラ)と知ると、これは英語と似ていて、これまたおお!と思うのですが、そうすると仏語の「エコール」がすぐには出てこなくなるのです。

insightという用語はいろんな分野で使われますが、「所見」や、「見識」「識見」のような意味合いのときにも「洞察」と訳されているのは個人的な感覚にはなりますが違和感があります。service insightが「サービスに対する洞察」や、「染色で組織の細部を洞察」など。翻訳者さんもほぼ自動的に?「洞察」と訳していたり、お客さんにわざわざ「洞察」と修正されることもあります。