bilateral

自分の下手な手書きの文字がクールな活字になったのを初めてワープロを使って目にしたときって感動的ではありませんでしたか(中身のクオリティまで何やら違ってみえる!)。先日、字幕制作ソフトのSSTを使って「プリティ・ウーマン」の一部に自分の訳文が字幕で入った状態を目にしたときも、不十分な訳にもかかわらわずやはり感激したのでした。映像翻訳者の方が来社されてお話を聞く機会があり、それらを思い出しました。

やはり翻訳するのは相当に力の要ることなんだな、と思い知らされたのは、一定量の英訳を自作していたときです。「患者は外来受診した」の1フレーズすら呻吟。。。時間も迫ってきて焦るばかり。肺のCT所見のコメントには「両側肺陰影は増悪」とあり、「両側肺」を急いで調べると「double pneumonia」しか目に入らず、「Aggravated pneumonia shadow in both lungs」としてしまったのですが、「Aggravated pulmonary shadow bilateral」と修正が入っていました。そうか、bilateralかあ。。。