速放性と即放性

アンプルの綴りがampoule(ampuleもあり)というのはこう、異国の香りがするというか、まあ当然異国語なわけですが、エキゾチックですね。エキゾチック・ジャパン(ではないです)。

投与後に作用発現までの時間が短い薬剤(数分〜1時間など)は、速効性であり、長い薬剤(数時間〜数日以上など)は遅効性である、と言われます。前者は速放性製剤ですが、「即放性製剤」という漢字表記もネットなどにあるのを今回初めて発見しました。「即放性」も正しいのでしょうか?遅効性のものは徐放性製剤です。

速放性はfast release。徐放性はlong acting、sustained release、slow release、controlled releaseなどがあり、頭文字をとってLA錠、SR錠、CR錠など商品名につくものもあります、と日本臨床薬理学会のHPに説明がありました。
http://www.jscpt.jp/ippan/chotto/k_q03.html