併用

そもそもアルコールとの「併用」、という日本語が自分のなかでは引っかかっているのです。

「併用」は、薬剤と別の薬剤など、両方とも(片方ずつでは明らかに)有用なものを(良かれと思って)使用するときに「併用」て言いたい。薬を飲みながら片やアルコール、片やコカインを摂取するといったような態度では「併用」はないな、と思うのです。でももちろん実際には後者の場合でも「併用」が使われます。アルコールと薬剤が相互・相乗的に作用する危険性を訴えるときに「アルコールとの併用は禁忌」とします。